平成26年度 本試験受験体験記@

遂に今年も土地家屋調査士の本試験の日を迎えた。

口述試験

 

ここまできたらやるしかない。

 

朝食をしっかり取っていざ出陣。
午後の部の試験は13時からではあるが、30分前つまり12時30分までに入室するよう案内にある。

 

私が受験した東京の会場は「専修大学生田キャンパス」(実際には神奈川県である)。
最寄りの向ヶ丘遊園駅からは徒歩15分位とのこと。当日は日曜の為、駅から会場へのバスの運行本数はかなり少ないとの事前情報も入手していた。

 

 

徒歩で行く前提で、逆算して12時丁度位に向ヶ丘遊園に到着すればいいかな。という考えで、自宅を出発した。

 

自然と緊張が高まってくる中で自宅から2時間かけて向ヶ丘遊園駅に到着。駅前のロータリーにはバス停とタクシー乗り場。
バスの時刻表を確認すると確かに、本数が少ない。これを待っていると途中渋滞でもしたら遅刻してしまう可能性がある。

 

 

一方タクシー乗り場には数人の調査士受験生と思われる列が出来ている。
タクシー自体も数が少ないようで、すぐに順番が来るとはいえないようだ。

 

やはり自分の足を信じて徒歩で行くのが確実と判断。
持参した地図を片手に会場へと向かう。
所々に道案内の係員がおり、道に迷うことはない。ただ思っていた以上に遠い。

 

「15分?ウソだろ?!」

 

しかも道はずっと上り坂中心。山の山頂の大学へ向かうイメージ。
時期は真夏の8月24日。炎天下の中、タオルを首からかけ、水のペットボトルをおありながら汗だくになり歩き続けた。

 

 

ようやく会場に到着して自分の受験する教室に入室したのは既に12時40分過ぎ。
ほとんどの席はすでに埋まっていた。自分は前から2列目、一番左の席。

 

着席しても汗が止まらず着てきたThe DarknessのTシャツはびしょびしょ。

 

しかも机が以上に狭いんですよ。書式の解答用紙がかろうじて乗る大きさ。

 

この時点での自分の感情を振り返ると緊張はなくなって、むしろ怒りが湧いてきていました。

 

「あまりに受験生のことを考えてない会場じゃねーか!」

 

しかし、いくら怒っても今更会場が変わる訳でもありません。
皆、この会場で受けている受験生は同じ条件。
取りあえず試験に冷静に挑めるよう体制を整えなくてはいけない。

 

 

取りあえずトイレに行って何度も顔を洗って、頭から水を被ってクールダウン。

 

教室に戻って試験開始を待ちます。携帯電話の電源を切るよう試験監督からの指示があり、
自分のiphoneの電源を切ろうとしたのですが、なぜか、切り方が分かりません。

 

間違えてsiriを呼び出してしまいました。
いつも何気なくやっていたことが出来ない。

 

そこで自分がかなり冷静でないことに気がついて自分でびっくりしました。

 

取りあえず深呼吸して落ち着かせます。自分が事前に決めていた試験会場でリラックスするためにすることは2つあります。

 

・深呼吸してリラックス
・靴を脱いでリラックス

 

なので靴を脱いで取りあえず試験開始を待ちます。
そうこうしている内に試験開始時間までもう5分を切っていました。

 

いよいよ、試験開始です。

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