合格証書授与式とは
調査士試験に合格すると当然ですが、合格証書が交付されます。
この合格証書、自分は郵送で送られてくるものだろうと当初思っていましたが、
実際にはキチンとした交付式が開かれて、そこで授与されます。
授与式は口述試験の合格発表から10日位後だったと思います。
私が合格した時の開催場所は法務局でした。
たぶん、今までもこれからもそうなんだと思います。
基本的には試験を受験した管轄の法務局に出席することになっているのですが、
希望を出せばその管轄内の他の地方法務局への交付式も出席可能です。
例えば試験会場が東京の人は何もしなければ東京法務局の交付式に出席することになりますが、
希望を出せば千葉地方法務局やさいたま地方法務局等でもOKということです。
この希望はいつ出すのかというと、口述試験の際です。
口述試験の会場で出席票を出す際に希望の法務局を書いて一緒に提出しました。
試験前にそのようなことをすること自体、口述試験が不合格者が出ないということを前提としていますよね。。。
さて交付式の内容がどのようなものかですが、下記の式次第で進められました。
ちなみに会場となる部屋は法務局内の会議室で出席合格者は10名程でした。
@開会
A合格証書授与
B局長挨拶
C会長祝辞
D閉会
@開会
法務局の職員が簡単な挨拶をする程度で式の開会を述べます。
A合格証書授与
これがメインイベントになるのですが、
全員に直接証書が授与される訳ではなく合格者の1名が代表として登壇して法務局長より授与されます。
恐らく受験場合の一番若い方が代表になるものと思われます(席順も受験番号順でした)。
イメージとしては高校の卒業式のものすごく小さいのを会議室でやっているようなものです。
ただこの代表者の方には事前に知らされていたようで、
どこで例をしてどのように受け取るかを理解されていたようです。
B局長挨拶は法務局長からの合格のお祝いと挨拶
土地家屋調査士と法務局は協力し合って国民の権利を守りましょうというような内容だったと思います。
C会長祝辞
その地域の土地家屋調査士会の会長の挨拶です。
調査士の人数は減ってきているが責任は重くなってきている。
そのことを肝に銘じて頑張ってくださいというような感じでしたね。
D閉会
開会の時と同じ法務局職員が簡単に挨拶して終わりです。
授与式はここでいったん終了し法務局職員や局長は退出されます。
その後、調査士会の方々のみ残って会の副会長から入会の説明が行われました。
法務局の職員もいなくなり、いわば身内の身になったからでしょうか、
ざっくばらんに冗談や実務の失敗談?も交えながら色々と調査士業務の話をしてくれました。
また調査士は横のつながりが強いので困ったことがあればどんどん先に入会した先輩に訊いてみればいいとおっしゃられていました。
また認定土地家屋調査士になるための特別研修の受講を勧める話もありました。
そして一通りの説明が終わるとこれで完全に終了です。
開会から調査士会の説明が終わって解散になるまで概ね30分程しかかかりません。
思ったよりあっさりしていました。
解散後、同期の合格者と少しは交流を深めようと名刺交換でもしようと思っていたのですが、
みなさん我先にとそそくさと帰られてしまい、
声をかける間もありませんでした。残念。