LEC 10ヵ月合格コース 通信講座

良かった点:測量士補の講座が必要十分な内容でありこの教材だけで合格できた

 

悪かった点:自分には調査士の教材・講義の量が多すぎた

 

私が一番最初に選んだ講座がこちらLEC です。(選んだ理由はこちらに書きました)
調査士試験の基礎から発展までのインプットと答練、模試のアウトプットまでをすべて含んだ講座です。さらに測量士補の講座までセットになっていました(選択可)。

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私が受講した当時、講師は金子博先生でした。金子先生はLECの講座を作った先生で、厳しい講義でも有名です。広島弁でビシビシと厳しい言葉をぶつけてきます。「出来ない奴はバケツで水かぶれ」、「復習出来てない奴はもう受験やめろ」などなど。私の調査士受験歴の中でも最もインパクトのある先生です。ただ、絶対受験生を合格させるという強い意志がハンパではなく、その結果、厳しくせざるを得ないんだろうと思います。

 

資格の受験に惜しかったや頑張ったという評価は一切ない。どんなに惜しくても頑張っても合格しなければ、それまでの努力はまったく意味がない。

 

このようなことをおっしゃっていました。この金子先生の言葉はその後の受験生活の支えとして、自分の中に深く残りました。

 

 

※金子先生は現在はLECをお辞めになり、ご自分で教材を作って指導をしているようです。
 金子先生のブログ

 

 

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肝心の内容の方はどうだったかというと、テキストは文字がびっしりタイプのもので量も多く、正直自分は苦手でした。

 

さらに嫌だったのがテキストの他に板書やレジュメといったサブ教材が講義ごとについてきて、
講義の最中、テキストを使っていたと思ったら、「レジュメの何ページを見て」「またテキストに戻って」のように頻繁に見ている教材を変えなくてはならないのが、かなりストレスでしたね。

 

最初からひとつにまとめてくれればいいのに、と思いました。また全体構造という基礎編のあと、徹底解析という発展講座になるのですが、そこでいきなり書式が難題になります。書式・数学に苦手意識が強い初学者はここで嫌になってしまうんではないでしょうか。←自分のことです(笑)

 

なお、LECは結果的に最後までやり遂げることが出来なかったので、どうしてもネガティブな評価になってしまいますが、悪いのは意志の弱い自分であることは自覚しています。

 

 

自分にとって結果的にはこの講座で測量士補を合格することは出来ましたが、土地家屋調査士の試験に合格する決め手になることはありませんでした。

 

 

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