書式の過去問は解く必要があるか?!
土地家屋調査士試験に限らず過去問を繰り返し解くというのは、
資格試験攻略の正攻法だと思います。
実際に私も合格するまで何度も過去問を解き続けました。
でも、これは択一問題に限っての話です。
書式については過去問は一切やりませんでした。なぜか?
@書式の問題は毎年進化しているため過去の問題を解く意味がない(と思った)
Aそもそも1年につき土地1問、建物1問しか出題されないためサンプルが少ない
Bそろばん時代の問題を解いても意味がない(と思った)
C予備校が提供してくれる答練の問題や復習課題のほうが効果がある(と思った)
Dほかの課題で時間がなかった
あくまで自分の考え(偏見?)なのですが、
上記の理由により書式の過去問は解きませんでした。
繰り返し同じ論点が問われる択一問題と異なり、
毎年2問しか出ないわけですから、
過去と同じ論点が再び出題される可能性は低いと思います。
また書式については年々、解法や論点が難しくなってきているように思います。
かつてはそろばんで解いていたものが関数電卓になり、
さらに複素数モードで計算するのが前提になったり進化してきている訳です。
近年では複素数モードでは対応できないような計算をねじ込んできたり、
真数表を使わなくてはいけなくなったり、
出題者側も色々と考えてきています。
この辺はまさに出題者側と資格予備校とのイタチごっこのようです。
予備校側も必死に今後の傾向を分析して予想問題を作成してきています。
なのでもはや文字通り過去の問題は解く必要がなく、
現代の最新予想問題を解くほうが合格に近づくかなと思います。
そんな理由で私は書式の過去問題は一切手を付けず、
予備校が提供してくれた問題をひたすら解きました。
それで調査士試験に合格することができたので、あながち間違いではないと思いますが、
自分の実力を計る目的で過去問にあたってみるのは悪くないと思います。
私は時間的余裕がなくそこまで手が回らなかったというのも事実ですし(;^_^A
ちなみに私が解いた書式の予想問題は、
ほぼすべて東京法経学院の答練のものです。
感覚的には本試験より微妙に、若干難しいかなというレベルでした。
「こんなん出るわけねーだろ!!」と突っ込みたくなるような的外れ問題はありませんでした。
なので、答練を検討されているようでしたら、東京法経学院がやはりおすすめですね。
私も受講した東京法経学院 実戦答練は真剣に取り組めば力はつくと思います。