通学講座にするか?通信講座にするか?
予備校を選択する際に、まず通信講座にするか通学口座にするかを考えることになります。
人によって環境が違うので、例えば通学可能な範囲に予備校がなかったり、
仕事の都合でどうしても通学することが難しい場合は当然、通信講座を選択することになります。
一方、どちらも選択可能な環境の場合、よく考えて選択する必要が出てきます。
自分の場合、幸か不幸かどちらも選べる環境ではありました。
仕事は土日休みで自宅から1時間ほどの距離に通える予備校が複数あったからです。
ただ私は下記理由からほとんど迷うことなく通信講座を選択しました。
通学の場合、多くの予備校では土日に2,3コマの講義を行い、平日は復習、予習などに使うというのを毎週繰り返します。私は土日に一気に2,3コマ講義を受けても理解できる自信がなかったので、平日も含めて1コマごとに講義→復習を繰り返すペースで進めたいと考えました。
通学の場合、基本的に毎週同じ時間に予備校まで通う必要があります。意志が強く努力家の方なら問題ありませんが、自分はそうではないので、毎週きちんと通うことができるか自信がありませんでした。通信ならある程度、自分でペースをコントロールできるので、余裕があるときにはたくさん進め、忙しい時には若干ペースを落とすことができます。通学の場合、一度休んでしまうとそこで心が折れてしまいそうな気がして。。。
私の場合、周囲に人がいる環境で勉強することが苦手です。例えば図書館やカフェで勉強するよりも自宅の自室で勉強するほうが集中できます。そんな性質ですから大勢の人がいる教室で受けるよりも自宅で勉強するほうが良いのではと思いました。
以上、色々と理由を並べてみましたが、
これはあくまで私の場合であって、結局は人によると思います。
私がダメな理由が人によっては選ぶ理由になるはずです。
毎週決まった時間に通学するほうが続けられる人もいれば、
大勢の教室で生講義を受けたほうが集中できるという人もいるはずですから。
もし迷った際は、【どちらが最後まで続けることができるか?】ということを自問自答するとよいと思います。
調査士試験の予備校を利用する目的は最終的にはもちろん土地家屋調査士試験に合格することですが、
最低限の目的は、まずその講座を最後までやり遂げることだと思います。
わたしも受験をはじめて何度か予備校を利用しましたが結局、
途中で挫折ばかりしていました。
当然、講座を最後までやり遂げることができなければ合格するわけもありません。
最終的には東京法経学院の通信講座『新・最短合格講座』を最後までやり遂げることができ何とか合格することができましたが、
そのときは必ずこの講座を最後までやり遂げると強い思って取り組みました。
結局は通信・通学のどちらでもやり遂げることができれば、
合格への道は開けてくるのかなと思います。
ただ模試に関しては本番の予行練習もかねて通信ではなく通学で受けたほうが良いと思います。
いくら模試を受けても足りないほどに本番の緊張感は圧倒的ですから。