択一過去問集の利用方法
この記事では土地家屋調査士試験対策としての択一の過去問集の利用方法を紹介したいと思います。
※なお、私は過去問集に関しては『択一過去問マスター』を利用しました。
調査士試験の択一問題では過去から繰り返し出題されている論点が多く、
過去問を完全にマスターすれば恐らく7割くらいの問題は解けるようになります。
過去問集の利用法としては繰返し解くことで、
理解と暗記を定着するようにします。
予想問題や模試ではないので、
最初から正解することが目的ではありません。
むしろ間違えることが重要で、
間違えることによって自分がどこを理解していなかったのか、
何を覚えていなかったのかを確認することができます。
そして繰り返し過去問を解くことによって、
その弱点を徐々に減らしていき、
最終的にはすべて理解できるようになることがベストです。
重要なのは「すべて理解できる」ようにすることで、
「すべて正解できる」ことではありません。
択一問題の選択肢ひとつひとつのどこが間違い(または正しい)のかを
理解していないで勘で正解しても本試験では通用しないと思います。
その為、答え合わせをする際もただ答えを見るだけでなく、
よく解説を読み、該当箇所の六法条文や基礎テキストをあたって、
知識の確認が必要になります。
具体的な過去問の進め方としては↓のような感じです。
@ 基本テキストや基礎講座でインプットする
A 単元ごとに過去問をひと通り解きます
B 正解した問題には〇、不正解には×をページの端に記入します
C 繰返し過去問を解きます
D 複数回間違えた問題には付箋を貼るなどしておきます
E Dで付箋を貼った問題を重点的に繰り返し理解します
F A〜Eを繰り返します
これを何回も繰り返すことでほぼ択一の過去問はマスターできると思います。
過去問対策は地道な繰り返しが大切ですね。