複素数モードをマスターするには
予備校の標準的な総合コースを受講しても
恐らく複素数モードは教えてくれないと思います。
私もLEC、ユーキャン、東京法経学院のメイン講座をすべて受講しましたがどれも複素数モードについて十分な講義はありませんでした。
複素数モードはいわば本来の計算方法とは異なる特殊技術の為、当然といえば当然です。
わたしは5年間の受験生期間の中で複素数モードを習得したのは合格した最後の一年です。それまではノーマルモードでやっていました。
しかし、元々数学が大の苦手であったこともあり、自分の計算能力に限界を感じ、このままでは今年も絶対受からないと判断し、次に紹介する2つの教材を使って遅ればせながらようやく複素数モードをマスターしました。
土地家屋調査士試験のための関数電卓パーフェクトガイド
私が複素数モードを身につけようとした際に最初にしたことは「土地家屋調査士試験のための関数電卓パーフェクトガイド」という本を読みました。
こちらの本はタイトルどおり調査士受験における関する電卓の使用方法に特化した極めて珍しくもありがたい本です。
複素数モードについても解説されているページがあります。複素数モードって何?という人はまず、この本から読んでみるとよいと思います。
私も「何やら複素数モードっていうすごい計算方法があるらしいぞ…?!」くらいしか複素数モードについては知りませんでしたので、この本を読んで「あ、こんな方法があるのね!」と理解した次第です。
もともと計算能力の高い方はこの本で基本的なことをマスターしただけで本試験に応用することが出来るかもしれません。
なお、こちらの本ですが複素数モード以外にも関数電卓の使用方法が色々と具体的、丁寧に解説されている良書です。
調査士受験生であれば読んで損は絶対にないと思いますよ。
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「複素数」と「交点計算」(Fix.Rnd機能付)集中マスター講座
「土地家屋調査士試験のための関数電卓パーフェクトガイド」で複素数モードの基礎を知った自分ですが、更に東京法経学院のDVD講座「「複素数」と「交点計算」(Fix.Rnd機能付)集中マスター講座」を購入しました。
※2019年1月現在、「複素数」と「交点計算」(Fix.Rnd機能付)集中マスター講座は販売終了し、複素数で解く土地の記述式問題にバージョンアップしています。
この講座は複素数モードの基本的な電卓操作方法から本試験レベルの問題にどのように複素数モードを応用するかまで具体的に一つ一つ解説してくれます。この講座は本当に強烈でした。目から鱗とはまさにこのこと。
この講座を受講したことによって私も複素数モード使いの仲間入りを果たしたと思います。
複素数モードがどのようなものなのか理解するだけであれば「土地家屋調査士試験のための関数電卓パーフェクトガイド」だけで十分だと思います。
しかし、実際に本試験レベルの問題にどのように使用するかは、この講座を受講しなければ最後までわからなかったと思います。
本試験の類似問題をこれでもかと複素数モードを使って解いてしまう様子は圧巻でした。何となく複素数モードを使えるというレベルではなく、複素数モードを使い倒すというレベルまで持って行ってくれた講座がこれです。
予備校に関して言えば東京法経学院でもLECでもユーキャンでも早稲田でも金子先生の金子塾でも、自分に合うものを選らべば良いと思います。
ただ複素数モードを学びたいのであれば、この講座は絶対に受けた方がいいですよ。本当です。
なお、この講座では複素数モードのほかにFix、Rnd機能を使った交点計算の方法もマスターすることができます。
これにより交点計算の連立方程式の地獄から解放され、相当楽になりました。
★東京法経学院★
※「複素数」と「交点計算」(Fix.Rnd機能付)集中マスター講座は販売終了し、複素数で解く土地の記述式問題にバージョンアップしています。