複素数モードは必要か

 

「複素数モード」

 

 

 

調査士受験生ならばこの言葉を聞いたことがない人はいないと思う。

 

万一、聞いたことがないという人の為に、
複素数モードについて少し解説。

 

 

とはいっても、自分も複素数モード、
いや、複素数については全くどういうことなのかは説明できません。

 

 

私が分かるのは調査士受験で役立つ電卓の使用方法である
「複素数モード」についてのみですのであしからず。
また個人的解釈も入っているので間違いがあったらゴメンナサイ。

 

 

調査士の受験生は最初、複素数を使わない普通の計算方法
(以下、ノーマルモードとします。)から学習すると思います。

 

 

これは関数電卓を使用しますが、きちんと数学に基づいて公式を利用して計算していますよね。

 

つまり、最悪関数電卓でなくても計算できなくもない訳です。
(もちろんPolやRecなどが使えず大変なのですが。)

 

 

一方、調査士試験における複素数モードに関して言えば、
これは計算ではないですね。
関数電卓の使用法の技。技術です。

 

 

計算の理論とかまったくわかっていなくても簡単に座標値や
面積計算、方向角、距離などがビシバシ計算できます。

 

 

ノーマルモードで計算するよりはるかに速く、正確です。

 

 

なので、近年の受験生の多くが複素数モードをマスターしています。

 

 

自分ももちろんマスターして合格しました。

 

合格した年の本試験でも複素数モードを使って解きましたし、
もしも複素数モードを身につけていなかったら100%不合格でした。

 

 

しかし、本試験が複素数モードを使用しない
と解けないかというと絶対にそのようなことはありません。

 

ノーマルモードで十分解けます。

 

ただ出題する側も多くの受験生が複素数モードを身につけて
受験していることを知っていますので、
その前提で出題してきています。

 

 

もっとも、本来の計算理論を学ばなくても問題が解けてしまう
複素数モードを出題側は良く思っている訳がありません。

 

その為、近年では複素数モード封じの問題が多くなってきています。

 

関数の値について三角関数真数表を使わないといけなくなったのも、
その一つでしょう。

 

 

それでも複素数モードは身につける価値があると私は思います。

 

 

例えば、地積測量図の筆界点間の距離などは
6〜7点であれば1分ですべて算出できます。

 

 

ノーマルモードではとても無理だと思います。少なくとも自分には無理です。

 

 

本試験のこり五分。

 

後できることは何か。

 

複素数モードを使えば5分もあれば
未着手の計算に挑戦し正解することもできるのです。

 

 

これから調査士受験を始める方に
複素数モードは必要かどうか質問を受けたことがあります。

 

 

個人的な回答は「必要である」と答えました。

 

 

私自身、先ほども書いたとおり
複素数モードがなければ絶対に合格していなかった訳ですから、
それ以外の答えはありません。

 

 

複素数モードにはもちろん賛否両論あります。

 

 

繰り返しになりますが、
複素数モードをマスターしないと土地家屋調査士試験に
合格できない訳でも、
問題が解けない訳でもありません。

 

 

ただ、調査士試験は競争試験です。

 

 

100人の中で合格できるのはわずか7、8人です。

 

 

その競争の中で多くのライバルたちが身につけている方法があるとするならば、
少なくとも複素数モードがどのようなものなのかくらいは知っておいた方が良いと思います。

 

 

もちろん基本的な計算方法、測量理論を理解したうえで
ノーマルモードを最初に身につけるのは当然です。

 

いきなり複素数モードを始めることには意味がありません。

 

 

まずは基本的な計算方法をマスターしたうえで
複素数モードに挑戦してみて、
自分にとって必要かどうか。

 

 

つまり、合格するために必要かどうかを判断されるのがよろしいかと思います。

 

 

1.複素数モードは多くの受験生=ライバルが身につけている方法である

2.出題者も受験生が複素数モードを使用してくることは想定している
3.複素数モードがなくても本試験問題が解けない訳ではない
4.自分が合格するためには必要かどうか判断する

 

 

 

私は東京法経学院の「複素数」と「交点計算」(Fix.Rnd機能付)集中マスター講座で複素数をマスターしました。
現在はバージョンアップした講座複素数で解く土地の記述式問題で複素数をマスターできます


 

 

 

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